2010年08月19日 23:36
今朝 洗面所で歯磨きをしていると、ふと学生時代の友人の顔が思い浮かんだ。
『そういえば 8月は誕生日だったよな・・・』
久しぶりにメールをしてみる。
彼女とは学生時代からの付き合い・・・っといっても東京に住んでいる為
もう１０年以上会っていない。
地方出身の私たちは 週末になると彼女の住むアパートで
お互いの恋の話や将来の夢について語り明かしたものだった。
彼女も私も客室乗務員になりたくて ふたりで空を飛ぶのが夢だった。
私は運よく、A○Aの採用試験に合格したものの
“ミス上智”に選ばれてもおかしくないほどの美人だった彼女は
なぜかすべて落ちてしまった・・・
なんで？？
私のほうが驚き、落ち込んでしまったあの時・・・
しかし！なんと彼女は翌年、フランス語なんて全く話せないのに
エールフランスの採用試験に合格し、パリに住むことになったのだ！
それから数年後、彼女を訪ねてパリ・ローマに旅をした。
住む場所は違っても、お互いに夢を叶えて、充実した日々を送っていたあの頃。
彼女も私も ２，３日ぶりに会うような感覚で、ちっとも変わらず
温かい空気・光がふたりを包んでいた。
変わったといえば・・・・
彼女が流暢にフランス語を話せるようになっていたところだけだった！
あれからお互いに結婚し、同級生の娘ができ家族が増えて
たま～にメールするぐらいになっても なんだか心は
いつでもつながっているような気がしている。
メールするだけで 話すだけで 学生時代の自分にタイムスリップしてしまうのが不思議だ。
妻・母・セラピスト・・・肩書きなしに話しができる友人の存在はとても大きい。
夕方、彼女からメールの返信があった。
『そう、今日は誕生日よく覚えてたね』
自分でもびっくり！
彼女は 今育児休暇中であるが 仕事は辞めていない。
復帰すれば パリと東京を行ったりきたりの生活がまた始まるであろう。
『この変で別の人生考えてもいいかな～と・・・保育士の試験受けました』
最後にそんな言葉が書かれていた。
さすが！彼女の行動力は変わっていないよなあ・・・
通訳になったＣちゃんやニュージーランドに住んでいるＭちゃん。
仲良し４人のそれぞれの人生・・・・
それぞれの場所でそれぞれに 自分らしく幸せに過ごせますように・・・
鹿児島からお祈りしています