怒りと悲しみの感情の解放

ふわり幸せ専門家・深見和代

2010年07月07日 07:07







夕方、次女(小4)が眼を真っ赤にさせて

うなだれながら学校から帰ってきた。

どうやら お友達とのトラブルでぶつかり合って

しまったらしい。

本当は仲良くしたいのについ、憎まれ口をたたいてくる男の子。

その言動や態度に振り回されるクラスの様子を見ていて

いたたまれなくなる彼女は

その子にきちんと向き合いたくて みんなと仲良く過ごしたくて

最後まであきらめず、その子に正面からぶつかっていく。

ほかのみんなが 逃げて離れてしまっても最後までその子のそばにいる。

だからその分涙することが多いのだ。

『どうしたの?』
『つらかったね・・』

抱っこして優しく背中をさすってあげると

声を上げて泣きじゃくる。


『怒っていいんだよ』
『泣いていいんだよ』
『○○ちゃんは、何も悪くないよ』

以前の自分だったらこんな風に声をかけられていなかった。



『でもさ、□くんもきっと、××だったんじゃない?
 ○○ちゃん(わが子)だって、××だったでしょ?』

いつもこんな感じで きちんと子供の声に耳を傾けることなく

最後は結局、本人を否定してしまっていた。


『お母さんも一緒に怒ってあげる!』

『□くん!なんでわかってくれないの~?』
『ひどいよ~!!』
『もう知らない!!』

娘と一緒に泣きながら大声で叫ぶ。

娘は、私の胸の中でわんわん泣きじゃくりながら

叫び、怒る・・・

学校でいっぱいいっぱいがんばって

泣かないように、怒らないように

仲良くできるように 必死になっている彼女。

『○○ちゃんが充分がんばってるって、お母さんわかってるからね。
  お母さんは ずっと○○ちゃんの味方だよ。
  大丈夫だよ。』
 
『悔しかったね、悲しかったね・・』

苦しいけど、その感情にどっぷりつからせてあげる。

我慢せずに感情を吐かせてあげる。


さんざん泣いたあと・・・・

しばらくすると、今度はびっくりするほど

まるで別人のように ケロッとしている。

これには毎回びっくりさせられる。


これは 大人の自分たちにもあてはまる。

『○○であるべきだ!』と本当の自分の気持ちを我慢して

怒りや悲しみの気持ちに無理矢理ふたをすると

必ず痛みは残ってしまう。

ずっとその感情は 解消されないまま

心の片隅に積み重なっていってしまう・・・



苦しくてもつらくても、その感情にどっぷりつかって

浸ってみると そこから今度は感情の解放が始まるのだ。

そしてその次には 苦しみも悲しみも、これっぽっちも

何も残っていないのだ・・・


自分の体験を通し学んだことが 娘にとっても

よい結果として広がっていっている。

NLP、コーチングを学んで本当によかったと

心から感謝している。



ちょっと落ち着いた娘の様子をみて

今回は ちょっとした気持ちの切り替え方を

やってみた。

私:『ねえ、今のそのくやしい気持ち、どこで感じる?』
  『どんな風に感じる?』

娘:『この辺・・もやもやする』(みぞおちの辺りをさする)

私:『じゃあね、そのモヤモヤを ギューッ、ギューッってお団子みたいに
   野球のボールみたいに、力をこめて固めてみて・・』

娘:(お団子を作るように 力をこめて固めるしぐさ)
   『ギューッ!ギューッ!』

私:『じゃあ、今からあの山のむこうに このかたーくなったモヤモヤボール
   思いっきりなげるよ!
   このボールは ピューッてあの山を越えて 海を越えて 
   地球を飛び出して 宇宙の果てまでとんでくよ!
   いい?・・・・えいっ!!』

娘:(山に向かって)『えいっ!!』
  

私:『あ~!!あの山の向こうに飛んでっちゃったね~』
  
娘:『うん・・・』

私:『今この辺り(みぞおち)どう?』

娘:『あれっ? あれっ???・・どうもなくなった!!』

私:『ほんとに??』

娘:『うん!! モヤモヤもう無いよ!!なんでえ!?』


これって 幼い頃転んだり、怪我したときに

いつもやっていた『痛いの、痛いの、飛んでいけ~!!』

バージョン♪

これは 子供だけでなく 大人のわたしたちにも

凹んだ時に抜群の効果あり!

ぜひお試しあれ(*^_^*)




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